4.小口の殺し

前に切組んだ竹の小口の殺しです。

 

小口とは木とか竹とかを横に置いた時に切断した時の切り口を言います。

因みに縦方向は、コバと言います。

 

下の写真ご覧ください。

これが殺し板です。 物騒な名前ですが、名前の由来は不明です。

 

これを使って何をするかと言いますと、

先ずは、竿の小口を火で炙ります。 少々焦げる位まで、炙り込みます。

 

そして熱いうちに急いで熱くなった小口を、事前に調べておいた穴の合う位置に差し込みます。

殺し板の穴は、入り口が広く下の方で狭くなっています。(テーパーが付いています)

 

ここに竹を差し込み、回転させながら下の方に差し込んでいきます。 

すると、

上記左右の写真を見比べてご覧下さい。  

殺しをやる前よりかなり丸くなって、形が整ってきたのが判るかと思います。

小口の殺しにはもう一つ目的が有ります。  

この部分に再度火を入れることにより、竹の小口の強度をさらに上げる事です。

竿の場合、竹の切り口は殆どが継口かスゲ口になります。

継口やスゲ口の部分は、非常に力の掛かる重要な部分となります。

小口の殺しは物部分の強度を上げる目的も兼ねています。

以上が小口の殺しです。